Linking Content Attestation Set and Originator Profile Set to A HTML Document
概要
本文書では、 Content Attestation Set および Originator Profile Set を特定の Web ページに紐づける方法を定義します。Web ページの HTML に CAS や OPS またはその URL を含む HTML 要素を挿入することで紐づけます。紐づけられた VC を利用して、ユーザーエージェントは Web ページやその発信者の情報を検証してユーザーに表示することができます。
用語
本文書に説明のない用語については、用語を参照してください。
- Content Attestation (CA)
- Content Attestation Set (CAS)
- Originator Profile Set (OPS)
方法
script 要素を使用します。埋め込みと参照のどちらの方法も使用可能です。
type 属性を使用してデータの種類が CAS または OPS であることを示さなければなりません (MUST)。 CAS の場合は application/cas+json
を、 OPS の場合は application/ops+json
を type 属性に指定しなければなりません (MUST)。
埋め込み
script 要素のコンテンツに JSON オブジェクトを記述します。
例
このセクションは非規範的です。
単一の CA を含む CAS を埋め込む例を次に示します。
2つの CA を含む CAS を埋め込む例を次に示します。
1つの OP を含む OPS を埋め込む例を次に示します。
外部参照
src 属性に CAS または OPS の URL を記述します。
integrity 属性には URL が参照するリソースのハッシュ値を指定します (MUST)。 ハッシュ値はサブリソース完全性 (SRI) の検証に使用します。 ハッシュ値の形式は SRI セクション 3.5 の integrity-metadata でなければなりません (MUST)。利用可能なハッシュ関数についてはハッシュアルゴリズムに準拠してください (MUST)。
例
このセクションは非規範的です。
URL で CAS を参照する具体例を次に示します。
URL で OPS を参照する例を次に示します。