Originator Profile とは
Originator Profile (OP) とは、インターネット上の情報(コンテンツ)の発信者の真正性・信頼性を、コンテンツ利用者が確認できるようにする技術です。
コンテンツと発信者のそれぞれに対応する情報にデジタル署名を施すことで、それらの情報が改ざんされていないことを確認できます。
発信者に対応する情報は Originator Profile (OP) というデータモデルで扱われます。OP は、発信者が Originator Profile (OP) 憲章に基づいた情報発信主体であることを示す証明書を含めることができます。
OP 憲章に基づいた証明書では、次の内容が扱われます。
- 情報発信ポリシー
- 実在性
- 業種・業態に応じた適格性
- 業界団体の所属
- 認証の取得
コンテンツに対応する情報は Content Attestation (CA) というデータモデルで扱われます。CA は、発信者が OP を保有していることと、コンテンツが改ざんされていないことが確認できる仕組みを提供します。
OP, CA は Verifiable Credentials (VCs) を基盤としたデータモデルを採用しています。 VC は、 IHV モデルと呼ばれる VC を利用する人の役割分担を発行者、保有者、検証者の3者で考えるモデルに則っています。このモデルによりプライバシーの保護や検証時のサーバー負荷軽減などのメリットを享受できます。